こんにちは。札幌のカウンセリング・職場悩み相談のムーアです。
今日は雑談の中からお話を・・・
私たちが所属している「一般社団法人日本うつ病サポート協会」が運営している喫茶店で本日は喫茶業務を担当していました。
なぜ、うつ病サポート協会で喫茶店を経営しているかというと何気ない会話ができる環境は「うつ病予防に効果的」と考え、カウンター越しにお話をして頂けたらという思いで喫茶店を運営しています。
本日は、喫茶店のカウンターでお客様と何気ない会話を楽しんでいました。
そこで、真剣に相談されたのが「ラーメン屋」を出したいけど誰かやってくれる人いないか?というお話でした。
テナントが空いているから、ラーメン屋をやりたいけど、自分は高齢だから誰かにやってもらえたらという話でした。
以前から、ラーメン屋さんのお話をその方からはお聞きしていたのですが、今回は資金が無かったら貸してくれるという話まで・・・
そんな話を伺う中で、決まったら家族に伝えると言っていました。
私は大事な話だと思うけど、家族には決まってから伝えるのですか?と思わず聞いてしまいました。
カウンセリングでも同じことが多いのですが、やはりここでも・・・
誰にも話せないことはなぜ起こる?
ラーメン屋さんをやりたいということは、以前お話をしたことがあったそうです。
すると、奥さんやお子さんから反対されてしまうそうです。
何度も話をすると、怒られてしまうそうで話すのをやめてしまうというのが現状でした。
今回の雑談では笑ってお話を聞いていましたが、真剣にお話をして反対され続けると話すことをしなくなってしまいます。
実は、カウンセリングでも同じで誰かに自分の想いを伝えた時、普通は・・・みんなは・・・などの言葉が返ってきます。そうすると自分の気持ちを否定されている感覚になり話すことをやめてしまうのです。
話すことをやめると、気持ちを吐き出す環境がなくなるためストレスを発散できず身体に溜め込んでしまっている状況に知らず知らずになってしまっているのです。
誰にも話せなくなることは、自分の気持ちを受け止めてくれる環境がないから起こってしまうのです。
実は、身近な人ほど心配してつい意見をしてしまっている可能性も高いのです。
今回のケースも、これから起業しなくてもゆっくり暮らせるからわざわざ起業しなくて良いでしょうと言われているそうです。何度も話をすると次第に怒られてしまいついには話せなくなったということでした。
何気ない会話や自分の気持ちを吐き出すということは実は、無意識にストレスを身体から外へ出しているのですがその環境がなくなってしまうと、ストレスを身体に溜め込んでしまうということにつながるのです。
一般社団法人日本うつ病サポート協会が喫茶店を運営しているというのは、ちょっとした本音や何気ない会話を話す環境を整えることでうつ予防につながるという考えのもと運営をしています。
ただ、飲食の経営は想像以上に難しく苦戦中です(^◇^;)
理想の形でサービスを提供できるように日々頑張っていきます。
環境が整ったら店名を公開して宣伝させて頂きますね。