コロナうつを予防するには?
緊急事態宣言解除に伴い、少しずつ経済活動が再開し始めてきました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、仕事が再開しても感染防止対策を徹底したりと今までと同じ活動は難しい状況です。
この様な社会情勢や職場環境の変化が続くことで、抑うつ状態になってしまうというケースも考えられます。
職場で心身共に良い状態で過ごすためにも
心のメンテナンスが重要となります。
コロナうつを予防するためには、カウンセリングなど専門知識を持ったカウンセラーと一緒に取り組んでいくことがおすすめですが、今回は自分で出来るセルフケアをご紹介いたします。
メディアに依存し過ぎない
2020年に入り毎日繰り返されているニュースといえば「新型コロナウイルス」についてです。
毎日毎日繰り返されるニュースで、心が疲れてしまうこともあります。
また、長期で同じことを言われ続けることで記憶が定着してしまうことがあります。
記憶が定着してしまうと少しのことで、過剰に反応してしまうこともあるのです。
長期間同じことを言われ続けて記憶が定着するということは、一種の「洗脳」に近いものがあります。
これを解いていくためには長期間かけて「カウンセリング」を行っていく必要が出てきます。
この様にならないためにも、今からセルフケアをすることコロナうつ予防はもちろんですが、コロナが終息してからの事を考えると重要な事なのです。
やり方は簡単です。
メディア(ニュース)チェックの時間を決めることです。
例えば毎日18時30分だけニュースをチェックするなど、時間を制限することでコロナウイルスに関する情報をコントロールするのです。
全くニュースをチェックしないということは不安にもつながってしまうので、時間を制限していくことが有効です。
このやり方は、「脳を休める」ためにカウンセリングでも実施されている方法です。
生活のリズムを整える
この方法もうつ病予防やカウンセリングとして有名ですが、コロナうつ予防に効果的です。
心身に影響が出始めてきた場合、まず取り組みたいのが「生活リズムを整える」ことです。
特に新型コロナウイルスの場合は「体内時計」が狂うことで「抑うつ状態」が出てくるケースが多いため、予防として生活のリズムを整えることが重要です。
また、生活のリズムを整えるのと同時に下記のことを意識していくとより効果的です。
リラックスを心がける
深呼吸や瞑想、ヨガなどのリラックス方法は心のバランスを整える効果が期待できます。
少しずつでも良いので毎日5分~始めてみると効果的です。
毎日短い時間を続けることで大きな効果が期待できます。
バランスの取れた食事
バランスの取れた食事というのは、意識をしないと難しいですが今回は簡単に取り組む方法として
「旬の食材」を頂くことを意識してみてください。
旬の食材を出来る限り新鮮な状態で食べるようにしてみてください。
旬の食材に意識を向けることだけでも、バランスはとれやすくなるので今日から意識してみてください。
身体を動かす(運動をする)
カウンセリングなどで「運動する」ということは良く出てきます。
運動には2種類あり、「ストレス発散を目的とした運動」と「心の回復を目的とした運動」です。
今回の「コロナうつ予防」では、「ストレス発散を目的とした運動」を出来ると良いかもしれません。
外出自粛に伴い、ストレスを身体にため込んでいる状態が続いていました。そのストレスを身体から外に出すための手段として身体を動かして「汗」を流して欲しいと考えています。
汗をかくことは、ストレス発散効果があるので、身体を動かして「汗」を流してもらうことでコロナうつ予防に繋がってくるのです。
しかし、すでにうつ状態が悪化している場合は、汗をかくではなく、「心の回復を目的とした運動」が必要です。
この場合は、カウンセリングなどであなたにあった方法を探していく必要がるので、カウンセリングをご検討ください。
睡眠の質をあげる
メンタルヘルスの基本となりますが、睡眠時間をしっかり確保することが重要です。
生活リズムを整える観点から考えると、今までと同じ時間に就寝し、同じ時間に起床することが大切です。
もし、睡眠時間が足りないと感じた時は、就寝と起床の時間を30分や1時間ずつずらし、時間帯を大きく変化させないような工夫も必要です。
カウンセリングでは、太陽光を使った療法で生活のリズムを整えたり、水素吸入などで血液の流れを良くしたりリラックス効果をあげ睡眠の質を高めるという方法もありますが、まずは生活のリズムを整えながら就寝と起床時間を前後させ調整してみてください。
札幌では、カウンセリング・職場お悩み相談「ムーア」で対面での相談を実施しています。
うつ症状が日に日に悪化している場合は、一度対面カウンセリングなどもご検討ください。
感染拡大防止の観点から、セルフケアが感染リスクが一番低いのでまずは「コロナうつ予防」をセルフケアという形で初めてみるのが良いかもしれません。
症状が改善されないなどの場合は、カウンセリングや医療機関を検討してみると良いかもしれません。