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札幌カウンセリングで営業が・・・そこから学ぶ信頼関係

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有名な五月病。5月がカウンセリングのピーク?

 

2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う生活や仕事環境の変化などで、

高ストレス状態のため、五月病という言葉よりも「コロナうつ」というワードが

よく聞かれます。

 

札幌でカウンセリングをしていると、よく業者さんからホームページの検索順位をあげませんか?

という営業電話がかかってきます。

 

そこで、よく言われるのが五月病でカウンセリング需要が高まるので、5月が「カウンセリング」というワードが検索されるので5月に向けて対策をということでした。

抑うつ

 

 

札幌でカウンセリングに携わった感覚?

営業をかけてくれる「営業マン」は、ネットでの検索「札幌 カウンセリング」というワードで、検索順位をあげませんか?という話をしてくれました。

 

全国のデータでは「地域名+カウンセリング」というワードのピークが5月ということだそうです。

1年のピークが5月でそこから3ヶ月ぐらい検索数が多く8月ぐらいから落ち着いてくるそうです。

5月がピークというのは、五月病というのが理由ではないかと考えられます。

 

このような形で営業をかけて頂き、なるほど・・・とお話を聞くのですが私の中では

5月より10月・11月の方が忙しいんだけど・・・という違和感を感じました。

 

営業電話でしたが、色々と教えてくれる親切な営業マンだったので思い切って私が感じている違和感を伝えてみました。

 

5月より10月や11月の方が「札幌 カウンセリング」という検索ボリュームがあるのでは?と

 

しばらく沈黙が続き、そんなはずは・・・と

感覚ではなくデータをしっかり分析した方が良いですよとアドバイスされてしまいました。

 

優しい営業マンは、一度電話を切り「札幌 カウンセリング」というワードで月別の検索ボリュームを調べ教えてくれるということになりました。

 

札幌カウンセリングの検索ボリュームが一番の月は?

 

5分もしないうちに再度電話があり、興奮した声で

 

「札幌だけ全国と検索順位が違いました」と

 

結果は、5月は他の月とあまり検索ボリュームは変わらなかったが、9月から徐々に検索数が増え、10月、11月がピークになっているということでした。

 

私の忙しさから考えると、「やっぱり」というところでしたが、その営業マンは驚きを隠せずその後も「なぜなんだろう?」「どうしてですか?」と質問責めにあいました。

 

私は、その話を聞いて「自分の感覚はあっていたんだな」という自信とここまで話した相手なら、色々分析を一緒にできるからお願いしても良いのかなという感覚に・・・

 

しかし・・・

 

経験からくる感覚の人にはしっかり分析を

 

職場では上司に「感覚」を大切にするタイプと、根拠をもとめる「エビデンス」を重視するタイプに分かれます。

仕事をしていると、どちらのタイプかはなんとなくわかることは多いのですが、自分と合わないタイプの場合は

どうしても苦労してしまいます。

 

あなたが感覚タイプなら、エビデンス(根拠、証拠、証言など)を大切にする上司は合わないと思います。

その逆もありあなたが「エビデンス」を大切にしている場合、感覚タイプの上司は合わないでしょう。

 

今回の私の経験では、感覚タイプの私に「エビデンス」で攻めてくる営業マンという構図でした。

 

しかし、私はこの営業マンと「取引をしても良いかな」と思うまでになっていました。

 

それは、私の感覚をしっかり分析して伝えてくれたからです。

 

感覚タイプの人は、根拠資料を作ることはあまりしませんが、自分の感覚にピッタリの根拠資料を渡されると信頼をしたくなってくるのです。

 

相手の感覚を「データ」で示すことができれば、感覚タイプの上司に信頼してもらうことが出来るということなのです。

 

しかし、今回の件では私の感覚をデータで示してくれたのですが、その次の提案がなかったのです。

 

私が欲しかった提案は、「札幌 カウンセリング」の検索ボリュームが秋から冬にかけて増えるので、

「札幌 ◯◯ カウンセリング」で検索順位をあげていきましょうなどの提案です。

 

もう少しで全面的に信頼をするかなというところだったのですが、あと一歩が足りずに契約までいきませんでした。

 

感じの悪い感覚タイプ?

 

私は契約しても良いかなと思ったのに、なぜ契約までいかなかったのか?と考えました。

もし、私が営業マンだったら自分のことをどう思うかな?と考えた時に

きっと「感じが悪いお客様」というイメージを持ったと考えました。

 

「データよりやっぱり経験だよ」と思っているのだろうと

 

しかし、私の感覚では「自分の感覚をデータで証明してくれた人」です。

 

あと一歩ですごく信頼をするところでしたが、もうひと押しが無いことで終了。

 

これは、もしかすると職場でも起こりやすいことかもしれません。

 

上司の感覚をデータで表現しても、まだ全面的に信頼をしていない可能性が

上司の感覚をデータで示し、これからどのようにしていくかを上司の経験をもらいながら一緒に考えていくことで

絶大な信頼を得ることが可能になるのです。

 

信頼を得るということは、難しいことですがもし、上司が感覚を大切にするタイプで、あなたがエビデンスを大切にするタイプであれば、上司の感覚をデータ化して共感していくところからスタートしてみてはどうでしょうか?

 

データと感覚はずれているケースが多く、データが正しいことがほとんどです。

相手の感覚を否定しても次には繋がりません。相手の感覚をデータで示してあげて共感することがスタートラインとなるのです。

 

信頼はちょっとしたきっかけで築くことが出来ます。そのチャンスは普段の何気ないところにあることも・・・

あなたの武器を上司のために使ってあげてください。そこが信頼関係のスタートになるのです。

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